5月29日、『France Football』は「フランス・リーグアンのリールとレンヌは、ニースに所属しているMFエリック・ボーテアクの獲得を狙っている」と報じた。
エリック・ボーテアクは1987年生まれの27歳。サンテティエンヌの下部組織出身であるが、ストレートにはプロになれず、3部のカンヌでデビューしたという経験を持つ。
2010年から所属したディジョンではサイドバック、ウイングを兼任して昇格に大きく貢献。初めてのリーグ・アンでは松井大輔選手とも同僚になり戦ったが、1年で降格してしまったため、ニースに移籍していた。
体格には優れていないものの、豊富な運動量と左足のキックの精度を兼ね備えており、さらに自分で点を取れるセンスと闘争心も持つ名レフティである。多才なフリーキックも魅力である。
移籍金についてはおよそ150~250万ユーロ(およそ2~3億3000万円)程度で収まるのではないかと言われている。
リールは今季限りでレネ・ジラール監督を解任し、新たにコートジボワール代表監督を務めていたエルヴェ・ルナール氏を新指揮官に迎え、現在ジョヴァンニ・シオ(コートジボワール代表FW)などいくつかの補強計画を進行させていると報じられている。