レアル・マドリーは今季限りでカルロ・アンチェロッティ監督を解任することを発表した。

就任1年目の昨季はいきなりクラブの悲願であった「デシマ(10度目の欧州制覇)」を成し遂げたものの、今季は年明けから調子を落とし無冠に終わったことから職を解かれることになってしまった。ただ、『Opta』ではアンチェロッティについてこんなデータも提示している。

彼がこれまで率いたクラブでの勝率をランキングするとマドリー時代が一番高い数値を弾きだしているという。その勝率は実に74パーセント!

指揮した期間とその試合数を『transfermarkt』をもとに調べてみた。

レアル・マドリー 119試合(2013年6月~2015年5月) 
パリ・サンジェルマン 77試合(2011年12月~2013年6月) 
チェルシー 109試合(2009年7月~2011年5月) 
ミラン 420試合(2001年11月~2009年5月) 
ユヴェントス 96試合(1999年2月~2001年6月) 
パルマ 75試合(1996年7月~1998年6月) 
レッジーナ 不明(1995年7月~1996年6月)

wikipediaとは数字に若干差異があるが、だいたいこのような数字になるという。CL制覇も成し遂げた輝かしいミラン時代が意外に低い勝率となっている。マドリーでは実に89試合に勝っていたということで、しっかりと結果は出していたことになる。

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