5月14日、『Purely Football』は「カルロ・アンチェロッティ監督の後を継いでレアル・マドリーを率いることが出来る5名の指導者」というコラムを掲載した。

昨季はチャンピオンズリーグを制覇し大きな評価を受けたカルロ・アンチェロッティ監督であるが、今季はなかなか好調を持続することが出来ず、今季限りで契約が解除される可能性も示唆されている。

スター軍団のレアル・マドリーを率いることが出来る新世代の監督は誰なのか?

フレン・ロペテギ(FCポルト監督)

かつてレアル・マドリー、そしてバルセロナでプレーした選手だ。FCポルトでの最初のシーズンで強い印象を残している。

しかしながら、この48歳の監督はトップレベルでの経験は少ないのがネックだ。ポルトで指揮を執る前は、ラージョ・バジェカーノ、レアル・マドリー・カスティージャを率いただけである。

ユルゲン・クロップ(ボルシア・ドルトムント)

恐らく、ヨーロッパで最も求められている監督だろう。ユルゲン・クロップはレアル・マドリーのフロントに高い評価を受けている人物の一人だ。

財政的な制約を受け、ドルトムントではベストプレーヤーを売らざるを得なかった。ドイツのカリスマ的指導者は、マドリーで豊かな資金を手にしたいと思っているだろう。

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