5月22日、オーストラリア・AリーグのシドニーFCは「GKコーチを務めていたゼリコ・カラッツがチームを離れた」と公式発表した。
ジェリコ・カラッツは2mを超える巨漢選手としてイタリア・セリエAのペルージャ、ミランでもプレーした経験を持っている元オーストラリア代表GK。
2011年にプロ選手としては現役を引退し、その後はシドニーFCで長くゴールキーパーコーチを務めてきた。今季はグラハム・アーノルド監督の下でグランド・ファイナル進出を経験し、準優勝に輝いた。
しかし契約を1年残してシドニーFCを去ることを決断。今後はかつて代表で共にプレーしたトニー・ポポヴィッチ氏が率いるウェスタンシドニー・ワンダラーズでGKコーチを務めることが発表されている。
ウェスタンシドニーでGKコーチを務めていたロン・コリー氏は今年73歳。来季はカラッツにその役割を手渡し、大使に専念する予定だ。