5月19日、『Corriere dello Sport』や『Ghanasoccernet』など各メディアは「シャルケ04を退団したケヴィン=プリンス・ボアテングは、かつて所属したACミランに戻りたいと思っていると明かした」と報じた。
一週間前、シャルケ04からドイツ代表MFシドニー・サムと共に突然放出が発表されたケヴィン=プリンス・ボアテング。詳しい事情は明かされていないが、チームとの間に何らかの問題があり、信頼を失ったという説明がされている。
とはいえ、実力としては高い評価を与えられている2名だけに、多くのクラブが興味を示していると報じられている。ボアテングはかつて自身が所属していたACミランに戻ってプレーすることを望んでいるとTV番組の取材で話したという。
ケヴィン=プリンス・ボアテング
「僕は今自分の休暇に集中しているし、その後何が起こるかを見ていきたい。僕はミラノでの生活を愛しているし、ガールフレンドもそこに住んでいる。サッカーでは何も確定したことは言えないよ。
僕がプレーしていた頃のミランは信じられないようなメンバーだった。ズラタン・イブラヒモヴィッチやクラレンス・セードルフのような驚異的な選手がいた。
難しい時間を迎えている彼らは混乱しているようだが、それはどんなクラブでも経験するものだ。物事はそう上手くは進んでいかない。
しかし我々はミランを信じられる。彼らは再びトップレベルに戻れるだろう。僕はミランのために全てを捧げたが、ドイツに戻る時間が来たと感じたから離れたんだ」