5月13日、『Independent』は「イングランド・プレミアリーグのチェルシー、そしてフランス・リーグアンのマルセイユは、来季のパートナーシップ確立に向けた話し合いを行っている」と報じた。
記事によれば、マルセイユの会長を務めているヴァンサン・ラブルヌ氏は、先月行われたFAユースカップを訪問すると共に、チェルシーのテクニカルディレクターを務めるマイケル・エメナロ氏と会談を行ったという。
ラブルヌ氏は既にチェルシーから若手を借りたいという希望を伝えていると明かしており、チャーリー・ムソンダやジェレミ・ボガなどが貸し出される可能性が高いと推測されている。
マルセイユは、経営危機と言うほどではないものの、フランスでの増税やスタッド・ヴェロドロームの改修による賃貸料の増加などで支出が膨らんでおり、ガーナ代表FWアンドレ・アユーやフランス代表FWアンドレ=ピエール・ジニャックなどをフリーで放出する予定となっている。
ヴァンサン・ラブルヌ
(マルセイユ会長)
「私は、マルセイユのようなクラブは、チェルシーと何かを構築し、若い選手をローンで借りることにも非常に興味を持っていると伝えた。
大きな可能性を持っているもののトップチームには入れない選手は、ローンでここに来て、給与の一部をチェルシーが負担することになる。選手の名前については言えないが」