5月13日、『Ghanasoccernet』は「マルセイユの会長を務めているヴァンサン・ラブルヌ氏は、ガーナ代表FWアンドレ・アユーを引き留めるのは難しいと明かした」と報じた。
今夏でマルセイユとの契約が満了となる見込みのアユー。ワールドクラスの選手がフリーエージェントになるということで多くのチームが興味を示していると言われている。
その中でも先日はイタリア・セリエAのローマとの間で契約交渉が進んでいると報じられたが、まだ何も決定はしていない状況にある。
しかし、ラブルヌ会長は『Independent』の取材に対して以下のように話し、別のクラブからのオファーに対抗できないことを明かした。
ヴァンサン・ラブルヌ
(マルセイユ会長)
我々はアユーをキープできない。彼はとても重要な選手であるが、我々はプレミアリーグのクラブが払えるだけの給与を提示できない。フランスの経済システムは複雑で、イングランドで得られる給与は我々には不可能だ。
そして、我々はアユーに安い給与を受け入れるよう頼むことは出来ない。我々は彼が愛するアイコンであるからだ。それはナンセンスだし、残念だが彼はクラブを離れるだろう。我々は彼に値する偉大なキャリアが待ち受けていることを祈る。イングランドや、他の場所で」