――ドルトムントに来てからの自分の成長ぶりや変化について

「今シーズンはすごく難しいシーズンというか、結果も継続してついてこなかったですし、個人的にもチームとしても苦しいシーズンです。ただ、ここにきて勝ちも収めているのでそういう意味ではシーズン終盤にきてチームとしていい流れできてるとは思います」

――個人的には?

「個人的には納得していないというか、結果が継続して出ていないので悔しいです」

――同じ対戦相手だが、リーグとカップでどう違う?

「この短期間に2回対戦するのは難しさはありますけど、大会自体は違いますし両方大事な大会です。監督もまずはアウェイでの試合でしっかりと勝ち点3をとれる準備をしようと言ってました。そういう意味ではカップ戦の決勝を考えるよりも、今週の土曜日に向け最高の準備をして勝ちたいと思います」

――この間のインタビューでも体が重かったりすると仰っていましたが、ワールドカップやアジアカップで疲れがありますか?

「どうなんですかね。もちろんこの時期はシーズン的にも終盤に差し掛かってタフな時期なので体は疲れるのは当たり前ですけど、試合が多いから疲れているというよりは、メンタル的な疲労はあるのかなと思います。毎回リフレッシュした気持ちで目標を持ってトレーニングに臨むようにしていますけれど、やはり難しさを感じる時は一年を通してもあります。ただ、僕たちは終盤に大きな試合があるわけで、そういう集中力という意味ではしっかりトレーニングができているのでまた今週しっかりと調整をして土曜日を迎えたいし、逆に来週重かった分(?)、個人的にメンタル面も含めて調整の仕方を考えながらやっていきたいです」

――ユルゲン・クロップはどういう存在?

「日本からドルトムントに来て、何も知らない環境で監督を信じて優勝もしたし、試合にも起用してもらうなどいろいろな経験をさせてくれ感謝の気持ちでいっぱいです。マンチェスターで苦労している時も気にかけてくれてこうやってまた獲得してくれたり、自分にとっては素晴らしい存在なので、最後はやはりいい形で終わりたい。残りの3試合で成長しているところを監督にも見せたいですね」

――ドルトムントに帰ってきて、もうちょっとすんなり復帰できるという考えがあった?

「そうですね。帰ってきてチームも勝てなかったりするのは想像できなかったというのは正直あって、どうしても僕が在籍していた1年目のイメージが常にあった。もちろんナメていたわけじゃないけど、素晴らしい選手が揃っているからこそ特に前半戦にチームが上手くいかなかったときは受け入れにくかったし、その状況はすごく苦しかった。波に乗り切れなかったですし、集中力を含めて上手く持続できなかったかなと思います」

――(質問内容不明)

「そう信じてるし、今のチームは負けてはないし勝ち切れてる。ただ、次の相手(ヴォルフスブルク)はすごく強敵なので、そのための準備を今日も含めてしっかりしてやれれば必ず勝てると思っています」

――新監督のトーマス・トゥヘルについて何かご存知ですか?

「いや、全く聞いてはないかな。日本人の岡崎選手が一緒にプレーしていたので今回代表とかで聞けたらいいなと思っいますし、基本的には何も話は聞いていないです」

――チームは大きな転換期とされていますが、来シーズン以降どんな結果が求められると思いますか?

「マンチェスターの時もそうですけど、監督が代わるということはすごく難しさがあると思います。ただやっぱり、一番はお互いを信用して、お互いが目標をはっきりして同じところに向かって戦うことが大事。それをしっかりとシーズン前のキャンプから全力でハードワークして、それを続けるしか道は開けない。その目標をお互い持って、監督を信じてやっていきたい」

※口語文はやや体裁を整えています。

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