ドイツ代表のレジェンドのオリヴァー・カーンは、チャンピオンズリーグで敗退した古巣を率いるジョゼップ・グアルディオラを批判した。
現役時代にバイエルンで活躍したカーンは、激しい闘志を全面に押し出したプレーで観る者の心を打った。2008年に現役を退いた後はテレビ解説者などを務めている。
今シーズンのバイエルンは圧倒的な強さでブンデスリーガを制覇。チャンピオンズリーグでも大きく期待されたが、ベスト4のバルセロナ戦は、アウェーのファーストレグで0-3の敗戦。セカンドレグは3-2で勝利したものの敗退している。
名GKであったカーンにとって、グアルディオラは守備のことを知らないように感じられたようだ。
オリヴァー・カーン
(元ドイツ代表、元バイエルン)
「セカンドレグで我々は正しいやり方を見つけられなかった。ラームはロッベンのポジションに置かれたが、それは正しい決断じゃなかったと思う。ボアテングはいつも懸命にプレーする唯一のDFだが、グアルディオラはある日はベナティア、ある日はダンチ、そしてある日は(ホルガー・)バートシュトゥーバーと組ませた。無駄なことだね」
(マリオ・ゲッツェについて)
「グアルディオラはゲッツェに恥をかかせた。彼が出場した時、試合は既に終わっていた(87分にミュラーと交代で出場)。誰が彼と交代した?そうだ、(ファーストレグに交代でグアルディオラと衝突した)ミュラーだ」
「これは問題だ。2人はドイツの旗頭という選手だからね。解決されるべきだよ」