13日、UEFAチャンピオンズリーグの準決勝2ndレグが行われ、ユヴェントスが前回王者のレアル・マドリーを2戦合計3-2で下し決勝進出を決めた。
一週間前のホームでの1stレグで2-1の勝利をものにしていたユヴェントス。2ndレグでは前半にクリスティアーノ・ロナウドのPKで先制されアウェイゴールでの逆転を許すも、後半、1stレグに続きアルバロ・モラタが古巣相手に値千金のゴール。その後マドリーの猛攻を受けたがイタリア王者はこれを見事にしのぎ切り、来月6日にベルリンで開催される決勝戦へと駒を進めた。
ユヴェントスのCL決勝進出は、準決勝で同じくレアル・マドリーを破った2002-03シーズン以来12年ぶり。選手たちも試合後ロッカールームで喜びを爆発させた。
飛び跳ねながら勝利の歌を歌う選手やスタッフたちの様子をInstagramで公開したのは、レオナルド・ボヌッチとマルコ・ストラーリ。ストラーリの「Andiamo a Berlino」は「私たちはベルリンへ行く」という意味だ。
シーズン前にアントニオ・コンテ監督が突如辞任したものの、後を受けたマッシミリアーノ・アッレグリ監督のもとで強さと団結力を維持し、既にセリエAで4連覇を決めコッパ・イタリアでも決勝に進出しているユヴェントス(※ラツィオとの決勝戦は今月20日)。
イタリアの“ヴェッキア・シニョーラ”(老貴婦人)がついに欧州の頂点をかけた舞台へと戻ってくる。