体は右方向に反応していたが、圧巻の反射神経でなんとか左手でボールに反応したテア・シュテーゲン。

ボールはゴールポストの方へと転がっていったが、間一髪のところで弾き出した。

2戦合計で大差がついていたとはいえ、このゴールが決まっていれば流れはよりバイエルンに傾いていたはずだ。

欧州主要リーグではゴールラインテクノロジーが導入されている。

しかし、UEFA主催コンペティションではゴール脇にいる追加副審がゴールの判定をしており、このシーンはテレビ中継の中でスロー再生された。もちろん、ゴールは割っていない。

こちらは『Squawka』が掲載したノイアーとテア・シュテーゲンのヒートマップ(前者が左、後者が右)。

ノイアーのカバーリングは流石だが、やはりこの日、ゴールキーパーとして忙しかったのはバイエルンの猛攻を凌いだテア・シュテーゲンだったようだ。

なお、この試合ではこんなスーパーセーブも。

3トップで試合を決めた印象のあるバルセロナだが、テア・シュテーゲンの好守がなければ試合はより拮抗していたに違いない。

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