5月8日、『Guardian』は「レアル・マドリー・カスティージャでコーチを務めている元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏に対し、UEFAプロライセンスが発給された」と報じた。
かつてフランス代表として活躍し、2006年ワールドカップを最後に現役を引退したジダン氏。しばらくはメディアで解説者を務めていたが、2009年にレアル・マドリーのアドバイザーとなり、数年間フロント業に従事。
2013年にカルロ・アンチェロッティ監督の下でアシスタントコーチを務め、昨年夏からレアル・マドリー・カスティージャ(リザーブ)の監督(名目上はコーチ)になった。
実質的に監督の役割を担っているとして一時は活動停止処分を受けていたものの、行政裁判所に訴え勝利したことから、カスティージャでの指導に戻っていた。
そして今回ジダン氏にUEFAの指導者資格で最高位となるプロライセンスが発給され、ついにトップリーグでの指導が可能となった。
メディアでは現在マルセロ・ビエルサ監督の去就が不透明となっているマルセイユがジダン氏の引き入れを狙っているのではないかという推測もある。