4月29日、『Reuters』は「ペルセポリスに所属するイラン代表DFムハンマド・レザ・ハンザデーは、ファンを暴行したことにより9ヶ月という長期の出場停止処分を受けた」と報じた。

ムハンマド・レザ・ハンザデーは1991年生まれの23歳。サイドバックとセンターバックを兼任出来るほか、激しい守備と攻撃能力を兼ね備えているイラン期待の新鋭DFの一人である。

2014年の仁川アジア大会の代表選手であり、その後2015年アジアカップでもハシーム・ベイクザデーのケガによってメンバー入りを果たしている。

彼が所属しているペルセポリスは先週ACLでレフウィヤ(カタール)とのアウェーゲームに望み、3-0で敗北した。試合後、チームバスの前に集まったサポーターに激高したハンザデーがパンチを一発入れており、この行為が連盟に問題視されていた。

イラン代表は先日カルロス・ケイロス監督の留任が決まりワールドカップ予選に向けて明るいニュースが飛び込んできたが、今度は来年まで若きDFを失ってしまうことになった。

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