4月15日、『Gazzetta dello Sport』は「かつてミランで活躍したオランダ代表MFルート・フリット氏は、インザーギ監督には時間を与えなければいけないと話した」と報じた。
今季クラレンス・セードルフ氏の後を継いでミランの監督に就任したフィリッポ・インザーギ氏は、序盤こそ本田のブレイクなどで結果を残したものの、中盤戦から調子を崩し低迷。すでに監督交代の噂が流れており、今夏何らかの決断が下されるものと考えられている。
しかしかつてミランでプレーしたレジェンドの一人であるルート・フリット氏は、ミランのファンは成功に慣れ過ぎて増長していると話し、もっと時間を与えるべきだと主張した。
ルート・フリット
「ピッポは若い。彼はまだ学ぶべきことがある。しかし、ミランはユヴェントスのようにチャンピオンではない。
彼に時間を与えるべきだ。いつか彼のアイデアの成果を見られるだろう。ミランのサポーターは成功に慣れすぎているよ。増長している。
せードルフは良くやっていたが、ミランが非常に微妙な時期に担当しなければいけなかった。クラブの中には緊張があり、ガッリアーニは閉め出されていた。
ガッリアーニは世界のサッカーで起こっていることを全て理解しており、ミランはその経験を必要としている。
問題は彼の手が縛られていることなんだ。これ以上のお金がなく、最高の選手たちは売られていった」