4月15日、『Le Parisien』は「フランス代表MFクレマン・グルニエは、リヨンとの契約延長を行いたいという希望を明かした」と報じた。
リヨンの下部組織で育成され、フランスの各年代でチームの中心となっていたグルニエ。リヨンでも2011-12シーズンあたりから出番を増やし、一時期は絶対的なレギュラーに君臨していた攻撃的MFである。
しかし2014年ワールドカップをケガで辞退せざるを得なくなった後は、鼠径部、内転筋の損傷に苦しみ、さらには細菌の感染症にも悩まされ、今季はまだ1試合もプレーできていない。
かつては多くのビッグクラブに狙われたタレントであるが、今はまず痛みなしでプレーしたいと話すと共に、リヨンとの契約延長を希望していることを明らかにした。
クレマン・グルニエ
「会長が僕の契約を延長したいと思っていることは知っている。そして彼も知っていることだが、僕の最優先事項はもう一度サッカーをすることだ。それが仕事だし、情熱の源だし、人生そのものなんだ。
僕はまず痛みなしでもう一度プレーしたい。そしてシーズンを良い形で終わらせたい。自分の将来について考える前にね。
決めるのは会長だ。僕は何もドアは閉めたりしない。ユースからずっと所属してきたこのクラブに対して、ドアを閉めたことはない。時に聞かされるものとは全く逆で、何も問題はない。僕の側にも、クラブの側にもね」