4月12日、『AP』は「コリンチャンスに所属しているペルー代表FWパオロ・ゲレーロは、デング熱に罹患し入院した」と報じた。
パオロ・ゲレーロは1984年生まれの31歳。かつてバイエルン・ミュンヘンでデビューを果たし、その後ハンブルガーSVで長くプレーしたことで知られるストライカー。2012年にコリンチャンスへ移籍し、昨年は12ゴールを決めキャリアハイの成績を残した。
記事によれば、ゲレーロは土曜日の練習の後に体調不良を訴え、病院で診察を受けたところ、デング熱に罹患している可能性が高いと判断された。
ゲレーロはこれによって15日以上の治療が必要になると考えられており、4月22日に行われるコパ・リベルタドーレスのサンパウロ戦にも出場は難しいとのこと。
昨年日本でも大きな問題となったデング熱。今年に入ってからはブラジルで大流行を見せており、例年の8倍以上の患者が発生している。
既に死者は132人に上っており、流行の中心地であるサンパウロ州ではそのうち99名が犠牲になっているとのことだ。