4月8日、『AS』は「1月にレアル・マドリーに加入したノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは、カスティージャでの立場が難しくなっている」と報じた。
15歳でノルウェー代表にデビューし、『神童』と世界的に大きな話題となったウーデゴール。日本で言えば高校1年生という年齢でありながらノルウェーリーグで活躍し、高い技術を見せつける姿が世界中を駆け巡った。
欧州の様々なビッグクラブが彼の獲得に動いた中で、ウーデゴールはレアル・マドリーへの移籍を決断。トップチームで練習をしつつ、リザーブに当たるカスティージャでプレーするという立場となった。
しかし、セグンダBに所属しているカスティージャは、このところ4連敗を喫するなど調子が低下し、順位も7位まで転落。ウーデゴールはその中でベンチに降格し、重要な存在ではなくなった。
ウーデゴールの契約にはトップチームで週5回練習するという条項が入っており、先日は代表チームにも呼ばれていたことから、チームへの適応が遅れてしまっているという。
そのため、カスティージャが昇格を逃した場合はどこかのクラブにレンタルされるか、あるいは他のビッグクラブがチャンスとばかりに獲得に動く可能性が示唆されている。