リーガ王者アトレティコ・マドリーはホームにレアル・ソシエダを迎えての一戦に2-0で勝利した。相手のオウンゴールとアントワーヌ・グリーズマンの得点で白星を掴んだアトレティコのなかで、高い評価を得たのがGKヤン・オブラク。

今季ベンフィカから鳴り物入りで加入したオブラクだが、ミゲル・アンヘル・モヤの後塵を拝し、カップ戦では出場機会を与えられたものの、リーガではベンチを温める日々が続いていた。そのモヤがハムストリングを痛め離脱したことで、3月末からリーガでもゴールマウスを任されており、ここ3試合全てクリーンシートを達成している。

アトレティコが GKとしてリーガ史上最高額の移籍金(1600万ユーロ=約20億円)で獲得した新星がついにその才能の片鱗を見せつけ始めている形だ。ソシエダ戦でもこんなシーンがあった。

名手エステバン・グラネロが放った際どいフリーキックをファインセーブ!コースとしては完璧だったはずだが、オブラクはしっかりと弾き出してみせた。

実はこのシーン、ちょっとした駆け引きが行われていたようだ。少し戻って見てみよう。

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