ベンフィカのスロベニア代表GKヤン・オブラクのアトレティコ・マドリー移籍が決まった。

弱冠17歳で国内クラブの守護神として台頭した元“神童"、オブラクは現在21歳。長い手足を活かした超人的セーブで昨季ベンフィカの守護神を奪取した逸材である。

そのオブラクの移籍金1600万ユーロ(約21億円)について、『Marca』ではリーガのGK史上最高額、フットボール史上でも8位となる高額だったと伝えている。 期待度の高さがうかがえる数字だが、大きなプレッシャーを背負うことにもなりそうだ。

今季バルセロナが獲得した2人のGKクラウディオ・ブラボ(ソシエダ)、マーク=アンドレ・テア・シュテーゲン(ボルシアMG)の移籍金はいずれも1200万ユーロ(16億円)でフットボール史上では12,13番目にあたるそう。

これまでのGK史上最高額の移籍金トップ10は以下の通りだそう。(レートは全て現在のもの)

ジャンルイージ・ブッフォン(パルマ→ユヴェントス)5420万€(約74億円)
フランチェスコ・トルド(フィオレンティーナ→インテル)2650万€(約36億円)
マヌエル・ノイアー(シャルケ→バイエルン)2200万€(約30億円)
セバスティアン・フレイ(インテル→パルマ)2100万€(約28億円)
ダビド・デ・ヘア(アトレティコ→ユナイテッド)2000万€(約27億円)
アンジェロ・ペルッツィ(ユヴェントス→インテル)1900万€(約26億円)
アンジェロ・ペルッツィ(インテル→ラツィオ)1790万€(約24億円)
ヤン・オブラク(ベンフィカ→アトレティコ)1600万€(約20億円)
セバスティアン・フレイ(カンヌ→インテル)1400万€(約19億円)
ペトル・チェフ(レンヌ→チェルシー)1300万€(約17億円)

セリエAがとにかくバブリーだった頃の名残を強く感じさせる結果となっている。

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