インテルの他の動きは?
今季ヨーロッパリーグの出場権を獲得できるかどうかというポジションに留まっているインテルであるが、有名クラブの宿命として多くの噂が流れている。
前線で言えばパト以外にもフランス代表FWナビル・フェキールという話が最近浮上している。「リヨンのメッシ」と呼ばれている新鋭ドリブラーであり、高い技術を持っている選手だ。
ただし以前彼の父親は「移籍するならばヴェンゲルがいるアーセナルだけで、それ以外ならリヨンに残る」と話しており、インテルへの移籍に前向きな状況ではない。
ただ、フェキールが先日アルジェリア代表を拒否したことから家族の関係が非常に悪くなっているとも言われており、どうなるかは不明瞭ともいえるが…
そしてもう一つ浮上しているのは、ブラジル代表DFダニ・アウヴェスである。既にパリ・サンジェルマンと合意したのではという報道があり、インテルでは給与の支払いが難しいと思われているものの、移籍金がかからないことから興味は残っているという。
『Mundo Deportivo』によればダニ・アウヴェスの代理人は先週末にミラノを訪れてACミラン、インテルの両クラブと会談を行ったと言われており、記事が本当であれば交渉は進められているようだ。
そして、最も現実的な話で言えば、ここ最近ローマやマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が囁かれていたサミール・ハンダノヴィッチの契約交渉だ。
最近ではほぼ退団は決定的ではないかと言われていたが、代理人のフェデリコ・パストレッロ氏がインテルとの契約交渉を行っていることを明かしており、残留に向けての動きもあることが判明している。