批判の的となったアントニオ・コンテ監督は、先日の記者会見で怒りを爆発させている。
アントニオ・コンテ イタリア代表監督
「私の過去を材料にしようとする人々に悩まされている。しかし私は論争は気にしていない。いつだって私はその渦中にあった。エンリコ・カステッラーチ医師もマルキージオの怪我については全てを説明している。
(ジョン・エルカーンが「コンテは選手を酷使している」と批判したことについて)
だったらユヴェントスにいたときに聞けば良かった。なぜそうしなかったのか? 我々は酷使していない。上手く機能している。
マルキージオは我々にとって非常に重要な選手だが、アンドレア・ベルトラッチによって上手く穴が埋められるだろう。
(マルキージオの怪我について)
我々は怪我の状況を判断するために、いくつかの試験を行った。彼の怪我は不条理で不可解だった。ボールなしのウォームアップで彼は自分を傷つけた。トレーニングが開始される前に起こったのは残念だ」
コンテ監督が不満を覚えているのではないかという報道は初めてではない。
セリエAの閉幕が遅すぎEURO2016に向けたスケジュールが組めない(後にイタリアサッカー連盟が主導し改訂された)ことや、親善試合に対する各クラブの非協力的態度に頭を悩ませているといわれており、退任の可能性があると伝えられてきた。
いくつかの欧州のビッグクラブがコンテ監督の引き抜きを狙っているとも言われており、今後の去就が注目されている。