3月28日、『Gazzetta dello Sport』や『fantagazzetta』など各メディアは、「イタリアサッカー連盟会長のカルロ・タヴェッキオ氏は、アントニオ・コンテ代表監督が死の脅迫を受けたことを明かした」と報じた。

先日イタリア代表の練習のウォーミングアップセッションにおいてクラウディオ・マルキージオが負傷し、一時は前十字靱帯断裂で今シーズン絶望と報じられた(後に軽傷であると判明)。

ユヴェントスの重役を務めるアニェッリ一家の一人でフィアットグループのトップを務めているジョン・エルカーン氏は、メディアに対してアンドニオ・コンテ代表監督が選手を酷使しすぎていると批判。一時チームに激震が走った。

カルロ・タヴェッキオ氏は『Rai』のラジオ番組に出演し、アントニオ・コンテ監督がインターネット経由で死の脅迫を受けていたという事実を明らかにした。

カルロ・タヴェッキオ イタリアサッカー連盟会長

「コンテ監督とは今朝会い、長い話をした。彼は混乱していた。

その内容は明らかに出来ないが、ソーシャルネットワークで書かれているものに悩まされていた。昨日の論争の後、彼は死の脅迫を受けた。彼の責任ではない何かのために貶されている。

イタリア連盟は彼と共にある。運命によって起こった事故の上に、人々は砂上の楼閣を建てている。これほどまでに攻撃されているコーチはこれまで見たことがない。コンテは我々が見つけられるなかで最高のコーチであり、彼を守る。

私は呆れている。代表チームの利益を考慮すべきだ。自傷行為になってしまう可能性がある」

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