写真の右下にご注目。

そう、この貧しい村の生徒の中に、メルテンスのユニフォームを着て授業を受けていた少年がいたのだ。

メルテンスははじめのツイートで、「この少年に連絡がつくよう協力してくれないか?」と、『National Geographic』のアカウントおよびこの写真を撮影したカメラマン、ピート・ミュラー氏にメッセージを送った。

そして次のツイートでは「一番新しいユニフォームをあげたい」とその意図を明かし、全世界に36万にいるフォロワーに“人探し"を依頼した。おそらく、自分の知らない場所でこうしてユニフォームが着られていることがよほど嬉しかったのだろう。

ちなみに、この少年が着ているユニフォームはおそらくこちらのモデルだ。

2013-14シーズンのナポリのアウェイモデル(デザインの詳細はこちらから)。

少年が着用しているものは色合いがやや異なり、ブランド名の入っていないいわゆる“バッタもん"である可能性があるが、迷彩柄のユニフォームは珍しく、少なくともこの写真は2013年以降に撮影されたものと推定できる。

また、世界的プレーヤーがこうしたシーンに感銘を受けた件は他にもあり、以前Qolyではセスク・ファブレガスのケースをご紹介した。詳細は是非記事の方で確認してほしいが、こちらも心温まるエピソードである。

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