3月22日、『BBC』は「レアル・ソシエダの監督を務めているデイヴィッド・モイーズ氏は、今のイングランド・プレミアリーグの状況は最悪だと話した」と報じた。
サー・アレックス・ファーガソン氏の勇退に従ってマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任したものの、成績不振でシーズン中に解任されたデイヴィッド・モイーズ。その後無所属の期間を経てレアル・ソシエダの監督に就任し、スペインでキャリアを続けている。
『BBC』のラジオに出演したモイーズ氏は、大きなお金を費やしながらCLで勝てない現在のイングランド・プレミアリーグの姿勢に疑問を呈した。
デイヴィッド・モイーズ
「恐らく、我々はプレミアリーグについて必要以上に話題にしすぎている。 もちろん、スペインのビッグクラブもたくさんのお金を使っている。しかし、その他のチームは不可能である。
アトレティコは数年間難しい経済状態だった。しかし、彼らは決勝へと駒を進めた。バレンシア、ビジャレアル、彼らもヨーロッパリーグで結果を出している。
私がこれまで見てきた限りで言えば、今季のプレミアリーグは恐らく最悪の状況にある。
(海外での指揮について)
我々は恐ろしいほどたくさんのマネージャーを輸入していると同時に、十分に輸出はしていない。しかし、他のどのような国と比べても、イングランドのマネージャーは劣っていないと思う」