『Getfootballnews』は「アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督が1988年に受けていたインタビューが地元紙に再掲された」と報じた。
先日アーセナルやモナコでヴェンゲル監督の指導を受けたエマニュエル・プティが「彼はずっと変わらない」と話したことで話題になった。
それを受けて、『Monaco Matin』はおそらく 貴重な27年前のインタビューを掘り出し再掲載したものと思われる。
なお1988年といえばヴェンゲル監督はまだ39歳。モナコの監督に就任してから1年目を終えたところで、ちょうどディヴィジョン・アン(現在のリーグ・アン)優勝を飾ったばかりである。ご存じの通りこの7年後に日本へやってくることとなる。
アーセン・ヴェンゲル モナコ監督(当時)
「(アーセン、仕事はどうだい)
あらゆる書物を読んでいる。様々なことにより精通しなければいけないからね。例えば、書店で発売されるものは常にチェックしている。フランス語、ドイツ語、そして英語のものも。
また、多くの試合を見た。これは監督として成長し続けるための、一つのことだ。自分のサッカーを一歩引いて見る。そして練習を分析する。
(ビデオカセットは使っている?)
たくさんだ。少なくとも250本はある。毎晩家で試合を見る。それは、おおよそ我々がこのようにプレーしたいというチームのものだ。
時にはただ楽しむためだけに見る。例えばバイエルン・ミュンヘン対レアル・マドリーのようなものをね」