3月4日にベトナム女子代表監督に就任したばかりの日本人サッカー指導者、乗松隆史氏にベトナムフットボールダイジェスト編集部が直撃インタビューを行った。ホーチミン市で行われているベトナム女子リーグを視察中の乗松新監督に就任後の意気込みなどを語ってもらった。
-まずはベトナム女子代表監督就任までの経緯についてお聞かせください。
日本とベトナムのサッカー協会がパートナーシップを締結している関係で、昨年、男子代表監督に就任した三浦俊也監督に続いて、女子代表監督にも日本人を派遣という話があり、私の経歴で何か貢献できることがあればと思い、受けることに決めました。
-その話を聞いて即決だったのでしょうか?
やはり悩みました。一国の代表監督となるわけですから、私の経験がマッチしているのか、ベトナムに何を還元できるのかを考えた場合、多くのものを還元できる要素が無かったので、最初はお断りすることも考えました。
しかし、新しいことにチャレンジするという意味で、どこかでファーストステップを踏み出さないといけないこと、そして、機会を与えてもらったこと自体が大きなチャンスだと思い、受けることにしました。
(C) VFF, 乗松隆史監督