3月8日、『L'Equipe』は「所属クラブが無い状態が続いている元フランス代表FWハテム・ベナルファは、UAE1部のアル・ジャジーラからのオファーを検討している」と報じた。

冬のマーケットで大きな話題となったハテム・ベナルファの移籍。彼はハル・シティへのローン契約を打ち切りニースと契約したものの、昨年8月にニューカッスルでプレーしたU-21プレミアリーグの試合が公式戦として扱われたことから、フランスでは試合に出場できないという裁定が下された。

これはニューカッスルとハル・シティ以外どこのクラブに行っても同じ扱いとなるため、ベナルファは半年間欧州でのプレーを実質禁じられる状況となり、所属クラブを失っていた。

そこに手をさしのべたのはかつてマルセイユで師弟関係にあったエリック・ゲレツ監督である。現在UAEのアル・ジャジーラを指揮しているゲレツ氏はかつての教え子をチームに引き入れたい方針を示しており、ベナルファの代理人と接触を行っているという。

アジアカップで大活躍したUAE代表FWアリ・マブフートが所属していることで知られるアル・ジャジーラは、現在リーグ2位と好調を続けている。

ただアル・ジャジーラの外国人枠はマヌエル・ランシーニ、ジュシレイ、ジョナタン・ピトロイパ、ミルコ・ヴチニッチで埋まっているため、誰かを登録外にする必要がある。

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