ファンタジー溢れるプレーで一時代を席巻し、2005-06シーズンにはUEFAチャンピオンズリーグ優勝を成し遂げたロナウジーニョ。現在はメキシコ1部ケレタロに在籍している。
フランク・ライカールト政権のバルセロナでは左ウイングでプレーし、サミュエル・エトーやデコらと息の合ったプレーを見せたのは記憶に新しい。
中でもチェルシーとCLでは熱戦を演じ、04-05シーズンにスタンフォード・ブリッジで決めたサンバステップからのゴールは語り草であろう。
さて、CLでも記憶に残るプレーを見せたロナウジーニョが同大会におけるドリームチームを選出している。ロナウジーニョ自身のコメントともに紹介していこう。
GK:ジャンルイジ・ブッフォン
私の時代にはとても素晴らしいGKが何人かいた。しかし、完成度の高さでいえばブッフォンだろう。GKのほとんどは、フォームがそう良くない時があるものだ。しかし、ブッフォンは長期間にわたりあれほどの高いレベルを維持しているね。
DF:カフー
特別な選手でなければ、ブラジル代表での最多出場選手にはなれないよ。彼がミランで最後にチャンピオンズリーグを優勝した時、私はとても嬉しかった。最大のクラブトロフィーを獲得していない最高の右サイドバックなんておかしいからね。
DF:ジョン・テリー
バルセロナ時代、我々はチェルシーとの間で大きなチャンピオンズリーグの試合があった。私はその時、なぜジョン・テリーがチェルシーにとって重要な選手であるかを知ったんだ。彼は対戦するのにとても苦戦した。しかし、彼はファンタスティックなリーダーで、そういった試合の中で必要となるリーダーでもあるんだ。
DF:パオロ・マルディーニ
彼はチャンピオンズリーグの歴史において、ベストなDFの一人だ。しかし、彼に関してとても印象的だったのは、彼がボールに触れている時、DFではなくエレガントなMFのように見えたことだ。
DF:ロベルト・カルロス
そのフリーキック能力だけで、どんなチームも彼を所有している価値があるだろうね。しかし、史上最高のフリーキッカーであるだけでなく、彼は史上最高の左サイドバックでもある。レアル・マドリーの全てのチャンピオンズリーグ制覇に対してとても重要だった。