2月28日、『Premium Times』は「国際サッカー連盟はナイジェリア代表が予定していた親善試合の一つについて開催を認めなかった」と報じた。
昨年の夏に行われたワールドカップに出場したものの、その後サッカー連盟内で大きな混乱があり、アフリカネイションズカップの出場も逃してしまったナイジェリア。
現在もスティーヴン・ケシ代表監督の処遇を巡って難しい状況となっており、場合によっては今月中に指揮官の退任が決定する可能性がある。
そして今回、それに加えて3月29日に行う予定であったガーナとの親善試合の開催がFIFAの判断によって認められなかったとのことだ。
その理由はスケジュールの問題である。ナイジェリアは3月26日に自国のウヨでボリビアとの対戦を行った後、3月29日にイギリス・ロンドンに移ってガーナとの親善試合に臨む予定であった。
ところが中2日で2つの大陸を跨ぐというスケジュールについてはFIFAの規則によって認められていないため、29日の試合の開催についての申請が受理されなかったという。
ナイジェリアにとってはアフリカの強豪と対戦する大きな機会を失った形となり、代表監督の去就問題も含めて混乱が続いている。