2月25日、『Liverpool Echo』は「リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督は、ドイツ代表MFサミ・ケディラ、フランス代表MFヨアン・グルキュフの獲得を検討している」と報じた。
現在キャプテンを務めているスティーヴン・ジェラードが今季終了後にチームを離れ、アメリカに渡ることが決定しているリヴァプール。
その後釜としてはこれまで多くの選手が噂になっており、先日はボルシア・ドルトムントのアルメニア代表MFヘンリフ・ムヒタリアンをチェックしているとも報じられた。
そして『Bild』はその候補にサミ・ケディラが入っていると報じている。レアル・マドリーに所属している彼の契約は2015年6月30日で満了を迎える予定。
カルロ・アンチェロッティ監督は以前から彼の残留を求めている発言を繰り返しているが、チームではスタメンの機会が少ない状況で、契約更新の話も進んでいない。
そのため彼は現在多くのクラブと噂になっており、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、バイエルン・ミュンヘンなどが注目をしているという。
一方、『Sportmediaset』によれば、ヨアン・グルキュフの代理人を務めているディディエ・プルメール氏が「いかなる移籍マーケットでも、ヨアンのドアをノックする外国のクラブがあった。過去にはマンチェスター・シティが来た。今年はリヴァプールとアトレティコ・マドリーだった」と話したとのことである。
ヨアン・グルキュフは1986年生まれの28歳。かつて若くしてACミランに引き抜かれた経験を持つがイタリアでは成功できず、帰国後にボルドーで活躍してブレイクしたフランス代表MF。
2010年からはリヨンでプレーしているが、近年は相次ぐ怪我に悩まされており、継続的に好調さを見せることが出来ていない。とはいえ、その才能については依然として高い評価が与えられている。