2月22日、『L'Equipe』は「リヨンに所属しているフランスU-21代表FWナビル・フェキールは、アルジェリア代表からの誘いに迷いを見せている」と報じた。
ナビル・フェキールは1993年生まれの21歳。リヨンの下部組織出身で、2013年にトップチームにデビューを果たしたアタッカーである。鋭いドリブルに加えて得点が取れることから、『BeIN Sport』が最近「リヨンのメッシ」と言い出している。
当時はウイングを務めたものの、今季はウベール・フルニエ監督の下2トップの一角として起用され、アレクサンドル・ラカゼットとともにブレイク。22試合に出場して既に9ゴールを決めており、現在はアーセナルが熱心にチェックしているという。
ナビルはフランス生まれであるが、父親のムハンマドはアルジェリアの出身。先日既にアルジェリア代表監督を務めているクリスティアン・グルキュフ氏からの誘いがあったが、その一方でディディエ・デシャン監督(フランス代表)も招集を検討していると言われている。
フェキールはインタビューで以下のように答え、代表チームについては父に相談して考えると話した。
ナビル・フェキール
「フランスとアルジェリア、どちらを選ぶかは難しい。利点と欠点を考えて、そして父に相談した後に決めるだろう。
監督が僕をリストに入れる前に決めなければならないと思っている。どちらのコーチも僕をメンバーに入れようとしていることは知っている。自分にとっては難しいことだが、明確な決断をしなければならない」