12月21日、『Le Parisien』は「リヨンに所属しているフランスU-21代表FWナビル・フェキールの父親は、移籍をするのであればアーセナルしかないと話した」と報じた。
ナビル・フェキールは1993年生まれの21歳。リヨンの下部組織出身で、2013年にトップチームに昇格。昨季は途中出場が主だったものの、今季はバフェタンビ・ゴミスの退団やヨアン・グルキュフ、クレマン・グルニエの怪我もあってレギュラーを奪取。本来はウイングの選手だが、2トップの一角でもプレーしている。
切れ味鋭いドリブル突破と精度の高い左足のキックを備えており、既に今季は15試合で7ゴールを決める活躍を見せている。名前から判別できる通りアルジェリアにルーツを持っており、先日はアフリカネイションズカップの代表に誘われたものの、クラブに専念したいとしてそれを断っている。
彼に対してはアーセナル、そしてマンチェスター・シティが興味を持っていると言われており、これらの噂について質問を受けたナビル・フェキールの父親は「移籍するならばアーセナルになる」と話した。
ナビル・フェキール父
「ナビルは、1位か2位でリーグを終了させ、リヨンでチャンピオンズリーグをプレーしたいと思っている。もし彼が移籍するとすれば、それはアーセナルになるだろう。それは彼が成長できる可能性がある唯一のクラブだ。アーセン・ヴェンゲルとともにね。
彼はマンチェスター・シティへベンチに座るためだけに行くことはないよ」