12月19日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのリヨンで監督を務めているウベール・フルニエ氏は、冬のマーケットで攻撃陣の補強を考えていることを明らかにした」と報じた。
現在深刻な経済難に見舞われていると言われているリヨン。今季はトップチームのほとんどの選手がユース出身という状況であるが、その中でリーグ首位を争う位置につけるなど非常に健闘している。
しかし、ここに来て前線に怪我人とアフリカネイションズカップでの離脱者という難しいファクターが同時に襲ってきた。先日、ようやく輝きを取り戻しつつあったかつての天才ヤシヌ・ベンジアが足首をねん挫して4~6週間の離脱に。さらにカメルーン代表のクリントン・ムア・エンジ、ギニア代表のモハメド・ヤッタラがアフリカネイションズカップのために来月は起用できなくなるため、ストライカーが3人同時に抜けるということになる。
フルニエ監督はこの状況に対し、今季ラカゼットとともに前線を支えているナビル・フェキールの契約延長を進めるほか、攻撃陣に何らかの補強をしなければならないと話した。
ウベール・フルニエ リヨン監督
「(フェキールについて)
彼の契約を更新することは自然なことだと思う。ピッチで彼が見せている一貫性を考えればね。
(前線の離脱者について)
ヤシヌは足首の重度の捻挫に苦しんでおり、4~6週間はプレーできない。私は冬のマーケットでストライカーを獲得することは考えていなかった。ヤシヌ・ベンジアの足を引っ張ることはするつもりがなかったからだ。彼は高いレベルに戻っていたからね。
しかし、今や攻撃的な選手について考えなければいけなくなった。とはいえ、我々は最も豊かなクラブではない。そしてクラブのポジションを考えれば、選手の品質については厳しく要求しなければならない」