宮山 「ヨーロッパとかのクラブは、選手を商品として扱いたがるから、海外は怪我の復帰を急ぎたがるっていうのはあるようですけどね。そういう意味では、日本のクラブの方が選手を完全に治療してから復帰させることは出来ているのかも」
うくら「当然、かかっているお金が違うってのもありますけどね…」
db7「そもそも、Jにはそこまで選手を売るって言う文化がないですよね。海外だと、どんどん移籍市場で売り買いがありますけど」
結城「実際、クラブは怪我を抱えている選手を上手く売却したがるっていうのはありますからね。逆に怪我している選手を比較的安い値段で買ったりとかすることもあるので、その辺りは駆け引きになってくるんでしょうけど」
うくら「ヴェルマーレンさんとか、まさにそうですよね。バルセロナに移籍はしたけど、全然怪我でプレー出来ていない」
宮山 「アントラーズでもありましたよね? ブラジル人の半月板が酷くて、メディカルチェックで問題が見つかって破談みたいな*」
*1月19日、鹿島アントラーズへ入団が内定していたFWジネイ(31)はメディカルチェックにて右膝半月板の損傷が確認されたため、同チームは正式契約を結ばないことを発表。
db7「それこそ正に、相手のクラブとしては隠して売ろうって感じだったんだろうね」
大武 「手原先生は、作品の中で怪我のネタとかも多いじゃないですか。やってる側からすると身近な話だと思いますし、体質とか関係あるのかなって」
手原「体質もありますし、練習環境も勿論ありますよね。アーセナルとかドルトムントとか、相当怪我多いですよね。いい加減どうにかしろと…」
db7「今年のユナイテッドも悲惨ですよ」
結城「ユナイテッドは、怪我をしやすい選手とかを気付かずに買って来たりとかするイメージがあります。なんか怪我しやすい選手、結構多いですよね。ファン・ペルシーとかファルカオとか。唯一、怪我とか少なさそうなイメージがあるのって『鉄人』バレンシアくらいですよ」
大武「ブリントは怪我すると思ってましたよ、絶対、疲労は凄かったはずなので…」
結城「W杯からですからね…勤続疲労を考えると、当然の流れというか…」
db7「怪我と言えば、ユナイテッドに居たころのロナウドは、本当に怪我しなかったなあ…」
結城「様々な意味で、クリスティアーノ・ロナウドという選手はちょっと例外ですね」
db7「あれは、別の星のひとですから(笑)」
結城「酒を飲まなかったりとか、体調管理も厳しいですし。バロンドールの授賞式の次の日には当然のように練習してたり。食生活とかも、怪我をしにくい肉体と関係してそう」
db7「意識の高さ、恵まれた体格、そりゃああなるわと」
大武「そこまで自分を追い込めるためには、ナルシスト的な何かが必要なのかな、と。完全主義者的な面も必要でしょうし」
結城「一方で、メッシはもっと不思議な印象です。ロナウドほど厳格に肉体とかの管理をやってないような印象だけど、それでもロナウドと同レベルじゃないですか」
大武 「メッシの方が、自然になっちゃった感じですよね」
結城「そういう意味では、今のバルセロナの前線ってストイックなイメージはないですよね」
db7「ハングリーだとは思うんだけど、ストイックという感じとは少し違うよね」
大武 「ルイス・スアレスとか、メッシとかは、オフ明けとかでちょっとポッチャリして帰ってきたりしますからね」