昨年から深刻な経営難に見舞われているパルマ。未払いの給与や税金を含めた債務の返済期限は2月15日であったが、それまでに全額支払われることはなかったようだ。
数名の債権者は既にその回収に向かっていると報じられており、パルマが所有していたミニバスなどいくつかの資産が既に差し押さえられていることが確認されている。
期限までに給与が到着しなかった選手側は、先日クラブにあとしばらくの猶予を与えることを決定するとともに、『Tuttomercatoweb』によれば念のために弁護士と相談して訴訟の準備を進めているようだ。
しかし、一方で今月初頭からクラブの会長を務めているジャンピエトロ・マネッティ氏は、すでに給与は支払ったと話し、時間のギャップがあるだけだと説明。
『Radio Bruno』の取材に対してマネッティ会長は以下のように話し、問題の解決に自信を見せている。
ジャンピエトロ・マネッティ パルマ会長
「我々は作業している。いつ金が到着するか?我々は昨日と今日それを検証した。今日、明日の間にはそれが来ると理解している。勝ち点剥奪の問題ではない。重要なのはこれらの作業を進めることだ」
なお、もし選手側に給与が支払われ、債権者が返済を待ったとしても、税金については期限の延期が認められない。来月19日に公聴会が行われる予定となっており、その結果次第では破産の危機に直面する。