昨年4月、癌により他界したオーストラリアU-23代表FWディラン・トンビデスを覚えているだろうか?
ディランには兄弟がいた。兄と同じくウェストハムに在籍するテイラー・トンビデスは1996年生まれのMF、今季はリザーブリーグを主にプレーしており12月下旬にキャンヴェイ・アイランドにレンタルへ出された。
1月1日のバリー・タウン戦、テイラーはエノク・ショウンミと2トップを組み先発出場を果たす。イスミアン・リーグ(イングランド7部相当)とはいえ、彼にとってはトップチーム・キャリアのデビュー戦だ。
相棒のショウンミは2004年にはナイジェリア代表としてもプレーし身長196cm体重94kgを誇る"マッスル"、体格は大人と子供程の違いがある。
そんな中、テイラーは何と5人抜きを見せ初得点を奪ったのだ!!
そればかりではない、32分には2得点目、59分には3得点目とハットトリックを達成した。
試合のハイライト、少し長いがハットトリックをするトンビデスの雄姿をとくとご覧あれ!
今シーズンを戦うにあたって兄をイメージした十字架のタトゥーを入れたテイラー、プレシーズンマッチではゴール後にタトゥーにキスをしている。
Hope you like the new tattoo Dylan #rip #bro #Tattoo pic.twitter.com/nyb2XpKHDF
— Taylor Tombides (@taylor_tombides) 2014, 7月 18
キャンヴェイ・アイランドではその後ゴールをあげていないが、8試合に先発出場しフリーキックも担当とチームの柱として活躍している。数年後にはウェストハムで活躍する姿が見られるかも知れない。