FAカップ5回戦、アーセナル対ミドルズブラ戦がエミレーツ・スタジアムで行われた。
2部で暫定2位につけるミドルズブラは公式戦6連勝と好調だったが、 FWオリヴィエ・ジルーの2発に沈んだ。(スコアは2-0でアーセナル)
2013年11月からミドルズブラを率いるスペイン人指揮官アイトール・カランカは試合を終えてアーセナル相手の試合は厳しいものであり、今後はリーグに集中すると述べた。
「アーセナル相手に失点しないのは難しい。彼らのセレクションは最高のもの(ベストメンバー)だった。(4回戦で破った)マン・シティもベストチームであったし、アーセナルもそうだった。彼らが我々をリスペクトしていたことを意味する。今は(次戦)バーミンガムのことを考えるし、リーグ戦が主要な目標だ」
そのカランカと言えば、かつてビルバオとレアル・マドリーで活躍した名DFとして知られるほか、ジョゼ・モウリーニョのもとでレアル・マドリーのアシスタント・コーチを務めたことでも知られている。
そして、今回の対戦相手アーセナルにはレアル・マドリーで同僚だったメスト・エジルが在籍しており、対戦前にはカランカはこう語っていた。
アイトール・カランカ
(ミドルズブラ指揮官 )
「メストはとってもいいやつなんだ。彼とはマドリーで3シーズンを過ごした。驚くべき選手だよ。日曜(試合)が彼の最高の試合でないことを願っている」
「彼とはとてもいい関係にあったし、今もそうなんだ。 彼は本当にいいやつで、彼が強さを持ってプレーしているのを見る時、私はとても嬉しいんだ。世界最高の1人になれるし、その左足はアメージングさ」
(ちなみに、同胞であるサンティ・カソルラのことも大好きだと絶賛していた)
ということで、この試合後にはやはりこんなシーンがありました。
フル出場したエジルはカランカにユニフォームをプレゼント! かつての“上司"と“教え子"のいい関係性が窺える出来事であった。