カマタマーレ讃岐は昨季、四国で3番目のJクラブとしてJ2へ昇格。その初年度は、21位という成績に終わった。

2013年、J2・JFL入れ替え戦でガイナーレ鳥取を1勝1分で下し、念願のJ2へ。北野誠監督率いるチームは、元日本代表のFW我那覇和樹や、地元・香川県さぬき市出身で精度の高い左足を持つMF高木和正らを獲得してシーズンに臨んだが、J2ワーストタイの開幕7連敗など、初勝利をあげた15節のカターレ富山戦まで2分12敗という成績。この時点ではJ3降格に最も近いチームだろうとみられていた。

ところが、17節のコンサドーレ札幌戦、初の無失点で1-0の勝利を収めると、その後DFエブソン(G大阪 ※保有権を持つのはコリンチャンス・アラゴアノ)らを期限付き移籍で獲得したこともあり守備が安定化。終盤はしぶとい戦いぶりで勝ち点を拾い、迎えたJ2・J3入れ替え戦でもAC長野パルセイロに1勝1分。辛うじてはあるが、それでもクラブとしてシーズン中に様々な“手当て"を行った上で、残留という結果を手にしている。

北野体制6年目の今季、守備陣はエブソンの期限付き移籍延長とともに、GK清水健太(山形)、DF高橋祐治(京都から期限付き)を補強。中盤にはMF仲間隼斗(熊本)を加えたほか、FW木島徹也(町田)を獲得した前線は、昨季のチーム得点王、木島良輔との兄弟コンビに注目が集まる。

Kamatamare Sanuki 2015 Athleta Home

昨季からサポートを受けているアスレタによる、讃岐の2015シーズン新ユニフォーム。(画像:アスレタ、カマタマーレ讃岐)

ホーム(1st)は伝統のサックスブルーをベースに、「ともに躍動し、躍進し、飛躍する」という意味が込められた今季のスローガン『共躍』から、上位を目指す気持ちを縦のストライプで表現。

“うどん"のイメージも兼ねているかどうかは定かではない。


Kamatamare Sanuki 2015 Athleta Away

アウェイ(2nd)は引き続き白を採用。

ホームと同じテンプレートで、流水を思わせるような涼しげなデザインだ。


GKモデルも昨季と同じく、黄色のホーム、ピンクのアウェイという組み合わせになっている。

ユニフォームスポンサーは、胸の「神内ファーム21」が継続。

昨季袖とパンツに入っていた「マルナカ」が背中へ移り、袖は高松市に本社を置く建設用クレーン大手の「タダノ」、パンツは「百十四銀行」とそれぞれ新たに契約を結んだ。

◆Jリーグ 2015シーズン新ユニフォームまとめ(J1・J2・J3)

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