次に守備面を見ていこう。フェイエノールト時代には相手を1つ上行く高さを武器にしていた。セットプレー時にはターゲット役として機能する強さや高さは30歳を越えた今でも健在だ。ルーズボールへの危機察知能力も高く足を延ばしてボールをクリアしていくシーンも見られるだろう。

フェイエノールト退団後は得点こそほとんどあげておらず、昨季プレーしたボタフォゴでもカップ戦、リーグ戦共に1ゴールしかあげていない。しかし、湘南ではフリーキックにバイアがヘディングに合わせるシーンも期待できそうだ。

昨シーズンはリーグ25試合でプレーをした。チームは降格したもののブラジル全国選手権1部でレギュラーをはっている標準的なセンターバックタイプといえるだろうか。簡潔にいってしまえば「いわゆる強くて高くてそれなりに足元があってスピードはない。年齢の分だけ気の利いたディフェンスを見せる。」というものだ。

『Globo』のインタビューによると、日本行きに際してはチームメイトのロドリゴ・ソウト(元ジュビロ磐田)とも話をしたそうだ。オランダで約8年間プレーをしたこともってか、違う文化ではあっても日本への印象は良いという。

アンドレ・バイアは言う。

湘南ベルマーレは今季J1に上がってきたチームだという。普段は、順位表の真ん中あたり(これがJ2という意味なのか中位という意味なのかは不明)にいると聞いている。だが、十分にトップディヴィジョンで戦うことはできるだろう。それに、チームの財務状況なども良いと聞いているよ。

2年前にJ1でプレーした時には力を発揮できなかった湘南ベルマーレ、チョウ・キジェ監督の元、昨年のJ2での評価はすこぶる高かっただけに新戦力がフィットすれば上位も狙えるのではないだろうか?

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