昨年11月19日に行われたJリーグ理事会において、J3への参入が承認されたレノファ山口。
1949年に創設された「山口県サッカー教員団」を母体とし、2006年にクラブチーム化。2011年の山口国体での優勝とともに、県内初のJリーグ参入を目標に掲げ、以降は中国リーグの強豪として奮闘。地域リーグ決勝大会の壁をなかなか破ることができなかったが、J3創設によるチーム数減に伴い、昨年JFLへ昇格すると、新たに就任した上野展裕監督のもと1年目から4位。成績に加えホームでの年間平均観客数2,000人以上など諸条件を満たし、Jリーグの舞台へと上がった。
引き続き上野監督が指揮を執る今季、昨季は期限付き移籍で加入し、17ゴールでJFL得点王に輝いたFW岸田和人(町田)を完全移籍で獲得。J1から、MFキム・ジョンソク(広島)、MF松本翔(横浜FM)なども期限付き移籍で加わっている。
その山口が先日発表した新ユニフォームがこちら。
記念すべき“J"での初シーズンは、「レノファ」創設から10年目、前身の山口県教員団から数えると67年目。その中でクラブに関わってすべての人々の想いを未来へつなぎつつ、今季をともに闘いたいというところから、新ユニフォームはタスキのイメージを盛り込んだデザインを採用している。
ホーム(1st)は昨季同様、クラブカラーであるオレンジを基調としたシャツに、黒パンツ、黒ソックスという組み合わせ。
アウェイ(2nd)はグレーで、いずれもシャツ全体にチェック柄が施されている。
実物はこんな感じ。サプライヤーは昨年契約を結んだ、ザスパクサツ群馬と同じフィンタ。
GKモデルは、ホームが緑、アウェイがえんじ。ベースは同じだがこちらはタスキが透かしで入れられている。
ユニフォームスポンサーは、胸が「ユーピーアール」、背中が「ビ・メーク」、袖が「マエダ商事」、パンツが「山口マツダ」。いずれも昨季からの継続である。
山口のJ3初戦は、3月15日(日)。ホームの維新百年記念公園陸上競技場で、ガイナーレ鳥取との「中国ダービー」に臨む。