サイトのリニューアルによりやや見にくくなってしまったJリーグのチーム名、由来に関するまとめ。
J3へ新たに参入したレノファ山口の追加など、2015年版の全52チームへ更新するとともに、せっかくなのでJFLの気になるクラブも追加してみた。
J1
ベガルタ仙台
Vegalta Sendai
有名な仙台七夕まつりから、織り姫(ベガ)と彦星(アルタイル)の合体名。
モンテディオ山形
Montedio Yamagata
イタリア語のMonte(山)とDio(神)を合わせた造語で、「山の神」を意味する。
鹿島アントラーズ
Kashima Antlers
アントラー(Antler)は英語で「鹿の枝角」の意味。鹿島神宮の鹿に因み、枝角は茨城県の「茨」をイメージ。
浦和レッドダイヤモンズ
Urawa Red Diamonds
「ダイヤモンド」が持つ最高の輝き、固い結束力をイメージし、クラブカラーの「レッド」と組み合わせた名称。「浦和レッズ」は呼称。
柏レイソル
Kashiwa Reysol
スペイン語のRey(王)とSol(太陽)を合体させた造語で、「太陽王」の意味を持つ。
FC東京
F.C. Tokyo
都民から幅広くサポートされる「都民のためのJクラブ」を目指す観点から、シンプルで分かりやすいものに。
川崎フロンターレ
Kawasaki Frontale
イタリア語で「正面」「前飾り」の意味。常に最前線で挑戦し続けるフロンティアスピリッツ、正面から正々堂々と戦う姿勢を表現。
横浜F・マリノス
Yokohama F. Marinos
マリノスはスペイン語で「船乗り」。Fは1999年に吸収合併された横浜フリューゲルスを表す。
湘南ベルマーレ
Shonan Bellmare
湘南の「美しい海」をイメージし、ラテン語のBellum(美しい)とMare(海)を組み合わせた。
アルビレックス新潟
Albirex Niigata
新潟には白鳥が多く飛来することから、白鳥座の中でひときわ輝くオレンジとブルーの二重星「アルビレオ」に「レックス(ラテン語で王の意)」を合成。
ヴァンフォーレ甲府
Ventforet Kofu
武田信玄の旗印である「風林火山」に基づき、フランス語のVent(風)とForet(林)を組み合わせている。
松本山雅FC
Matsumoto Yamaga F.C.
長野県選抜の選手を中心にチームが結成された1965年当時、その選手たちが松本駅前にあった喫茶店「山雅」へよく通っていたことに由来。
清水エスパルス
Shimizu S-Pulse
「サッカー」「清水」「静岡」の頭文字Sと、サッカーを愛する県民・市民の胸の高鳴りとチームスピリットを表す英語のPulse(心臓の鼓動)を合体。
名古屋グランパス
Nagoya Grampus
グランパスは英語で名古屋のシンボル「鯱」の意味。旧呼称である「グランパスエイト」のエイト(八)は名古屋市の記章であり、末広がりを表す。
ガンバ大阪
Gamba Osaka
ガンバはイタリア語で「脚」を意味する言葉。シンプルで強いチームを目指す、サッカーの原点である「脚」を強調した。「ガンバ」という響きは、日本語の「頑張る」にも通じる。
ヴィッセル神戸
Vissel Kobe
英語のVictory(勝利)とVessel(船)を合わせた造語。「勝利の船出」を意味する。
サンフレッチェ広島
Sanfrecce Hiroshima
日本語の「三」とイタリア語の「フレッチェ=矢」を合わせた造語で、広島に縁の深い戦国武将、毛利元就の故事に由来し、「三本の矢」を意味している。
サガン鳥栖
Sagan Tosu
小さい砂粒が固まって砂岩(さがん)になるように力を結集することを表す。「佐賀の」という意味にも通じる。