1月30日、『Telegraph』は「アデレード・ユナイテッドのFWセルヒオ・シリオは、サラリーキャップの中での契約を続けていくことを選ぶと話した」と報じた。

Aリーグでは各クラブにサラリーキャップ制度が課せられており、その枠外となるマーキー・プレイヤー以外の選手については年俸総額250万ドルを超過してはいけないことになっている。

横浜Fマリノスの監督就任が噂されたジョゼップ・ゴンバウ氏が率いるアデレード・ユナイテッドは、金銭的に恵まれていないためにマーキー制度を利用しておらず、外国人も含めて全選手が通常の契約となっている。

先日チェルシーでプレーしていたことでも知られるポルトガル人MFファビオ・フェレイラがセントラルコーストに去った。

しかし、バルセロナの下部組織で育ったことで知られ、ゴンバウ監督の弟子筋にあるFWセルヒオ・シリオは、お金は重要ではないと話し、仲間とともにアデレードに残ることを明かした。

セルヒオ・シリオ

「僕にとっては、毎日ここに来れることが幸せなんだ。お金は我々にとって他と比較して最も重要なものではないんだ。

ロッカールームでの雰囲気が、どんなクラブにとってもとても重要なものだと思う。我々はよくやっているし、クラブにとって良いものを手に入れられる。

シーズンを半分終えたが、FFAカップを勝ち取ったし、リーグでも良い位置にいる。しかしあまり遠くを見ることはできない。何が起こるかを見ていかなければ。シーズンは長いからね。

僕はゴンバウ監督と一緒にあと2年ここにいるつもりだ。我々の哲学やメンタリティを好んでいるし、その一部でありたい。

マルセロ(カルスカ)、イサイアスは重要な選手だ。彼らはクラブと話しているが、僕の感覚では残ってくれるだろうと確信している。ともにいたいね」

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