8月18日、『FOX Sports』は「オーストラリア・Aリーグは、今シーズンからバニシング・スプレーを導入することを決定した」と報じた。
南米や韓国で使われてきたバニシング・スプレー。昨年のクラブ・ワールドカップ、そして今年のワールドカップで導入され効果を発揮したことで、急速に普及が進んでいる。ピッチ内での余計な揉め事を減らす効果が期待され、これまでUEFAチャンピオンズリーグ、フランス、ドイツ、イタリア、イングランドで導入が決定した。
そして今回、10月に2014-15シーズンの開幕を控えているAリーグも、バニシング・スプレーを導入することを決定した。1缶当たりのコストは5.50ドルで、オーストラリアサッカー連盟は既に770ドルを投資して140缶を発注し、9月に納品される予定となっている。
なお、Aリーグはさらにチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなどで使用されてきた追加審判の制度を導入することを検討しており、FFAカップで試験的に導入する方針を固めているとのことだ。