ヤンマー株式会社の荒木健ブランドマネジメント部長が率いる同社の代表団が29日、ハノイ市にあるベトナムサッカー連盟(VFF)の事務所を訪問し、VFFと今後の協力に関して話し合った。
なお、ヤンマーは今年初めにベトナム駐在員事務所を開設しており、同国の農業機械市場に本格参入を果たした。
会談に出席したVFFのチャン・クオック・トゥアン副会長とレ・ホアイ・アイン書記長はこの席で、「日越サッカーの協力関係が日増しに強まっていくことを嬉しく思う」と述べた。
トゥアン副会長はさらに、
「農機製造の世界トップ企業の一つであるヤンマーは、常に的確な投資先を選んで成功してきた。コメ生産量で世界トップ5に入るベトナムへの投資を決定したこともそれを証明している。また、ベトナムサッカーへの投資決定も同じことが言える。ヤンマーが協賛することは、ベトナムサッカーの一層の発展に繋がるだけでなく、ヤンマーのベトナムでのブランド向上に寄与するだろう」
と話した。
一方、荒木ブランドマネジメント部長は、
「ヤンマーはこれまで日本経済の発展に大きく貢献してきただけでなく、国際大会に協賛するなど、サッカーにも積極的に投資してきた。ヤンマーは現在、ACLとAFCカップのオフィシャルスポンサーを務めている。また、クラブレベルではマンチェスター・ユナイテッドとグローバルパートナー契約を結んでいるほか、セレッソ大阪のメインスポンサーも務めている。昨年はベトナムのU-19代表やA代表が大阪で合宿を行ったが、今後も日越サッカーの関係はより密接になっていくだろう」
と述べた。
なお、計画によると、VFFとヤンマーの間で結ぶスポンサー契約は、今年3月に正式に発表されるという。
(C) VFF, 荒木健ブランドマネジメント部長(左)とチャン・クオック・トゥアン副会長
記事提供元: 「ヤンマー、サッカーベトナム代表のスポンサーに、3月にも正式発表@Vietam Football」