14日に開幕したU-20南米選手権も大会8日目を迎え、B組の第4節2試合が行われた。

第1試合のコロンビア対ベネズエラは、コロンビアがジェイソン・ルクミのマークした1点により1-0で勝利した。

第2試合の開催国ウルグアイ対チリは、ウルグアイがフランコ・アコスタの2ゴール、10番ガストン・ペレイロらのゴールで大量6得点を奪い、6-1でチリを一蹴した。


この試合でウルグアイの4点目を決めた10番ガストン・ペレイロ。

彼はナシオナルのチームメイトで同国が生んだ世界的スター、アルバロ・レコバの熱狂的な信奉者として知られ、その心酔のあまり自身の腕にレコバの顔の刺青を入れたことが取り上げられると大きな話題を呼んだ。

刺青の出来栄えはお見事

ただウルグアイの10番を背負う実力は確かで、身長こそ188cmとレコバより一回り以上大きいが、左利きのMF/FWでずば抜けたテクニックを持っており、レコバ本人から「俺の後継者だ」と後継者指名を受けた逸材である。

この試合の得点も難しいボールであったが、ほぼ完璧なトラップからの素晴らしいゴールであった。彼もまた、自身のアイドルであるレコバの若かりし頃と同様、欧州へ上陸する日もそう遠くはないだろう。

なお、この日の試合の結果、3連勝で勝ち点を9に伸ばしたウルグアイ、同6のコロンビア、ブラジルの決勝ラウンド進出と、チリ、ベネズエラの予選敗退がグループ最終節を待たずして決まっている。

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