バーゼルのFW柿谷曜一朗がクラブのインタビュープログラムに登場し、近況や現在の思いについて語っている。

現在、ウインターブレイク中のライファゼン・スーパーリーグ。

18節が終了したリーグ戦において柿谷はここまで9試合に出場しているが、どちらかと言うと途中出場している印象が強く、満足するプレー時間を確保できているとは言い難い。2013年の大ブレイクから一転、ここ1年間は少し苦しい時を過ごしている。

そんな柿谷は現地時間16日に行われたフォルトゥナ・デュッセルドルフとのトレーニングマッチでゴールを決めている。2月からはリーグの後半戦、またUEFAチャンピオンズリーグも再開するため再起に期待したいところだが、このほどクラブの公式HP上でインタビューに答えている。

現地の言葉に通訳されているため少し聞きづらい部分もあるが、その日本語での全文をご紹介しよう。

なお、あえて口語調のまま掲載する。


柿谷 曜一朗(バーゼル)

「すごく良いキャンプができてるから2月の試合に向けて良い準備ができてると思うし、個人的にもコンディションも良いし、ホテルもすごく良いホテルで気候も本当にサッカーをやるにもってこいの(場所です)」

(移籍して良かったこと?を問われて)

「いや~なんやろな~?

でも良かったのはこういう違う環境で、本当にゼロからのスタートでサッカーができてるっていうのがまず一番良かったこと?

自分のこれからのサッカー人生においてすごく貴重な時間やと思うし、それが一番良かったかなと思う。

サッカーのことが一番良かったかなと思うし、生活のことに関してもすごく住みやすい国やし、スーパー行ってもめっちゃようさん笑顔で『頑張ってね~』て言ってくれるし。

まぁ唯一言うなら・・・どこのお店も締まるの早すぎるくらいかな。そこが日本の方がいいかな、と思う」

「活躍する準備はしてますし、活躍する自信もあるからこそ、試合で結果を出し続けられるようやるだけかなと思います。

もちろん応援してくれてる人もたくさんおるし、ゴールしたらおめでとうとか言ってくれるけど、やっぱり、そんなゴールしたとかじゃみんな満足してくれへんから、もっと努力してチャンピオンズリーグでベスト8、ベスト4に進めるゴールを決めるとかね。

そういう大事なところで常に活躍できるようにしないと、日本の皆さんは絶対に満足してくれないと思う」

(最後に一言)

「Heb dr Schlitte!」

(「黙れ!」に近い意味だそう)

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介