バルセロナの次期監督候補として2人の名将の名前が浮上した。

成績が伸びず指揮官のルイス・エンリケの去就が騒がれているバルセロナだが、『Fichajes.net』などによれば、取締役会はフランク・ライカールト復帰の可能性を模索しているという。

元オランダ代表監督のライカールトは2003年から2008年の間、バルセロナの監督を務めた。ロナウジーニョやサミュエル・エトーなどを擁したチームを指揮し、2005-06シーズンにはクラブ2度目のUEFAチャンピオンズリーグ制覇を達成している。また、リオネル・メッシをプロデビューさせた監督でもある。

バルセロナ退団後はガラタサライとサウジアラビア代表の指揮官を務め、1年前にサウジアラビア代表監督を解任されて以降は表舞台から遠ざかっているが、近年のバルセロナの成功の礎を築いた監督して知られている。

ライカールト以外の候補としてはオリンピック・マルセイユのマルセロ・ビエルサも候補の1人のようだ。ビエルサはアルゼンチン出身の監督。クラブではエスパニョールやアスレティック・ビルバオ、代表ではアルゼンチンやチリで監督を務めた経験があり、戦術マニアとして知られている。

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