レアル・ソシエダの新監督に就任し、2ヵ月が経過したデイヴィッド・モイーズ監督。

現在チームは13位と目覚ましいV字回復を見せたわけではないが、前節にはバルセロナを撃破。

就任以降リーグ戦では1敗しか喫しておらず、それなりに結果を残した始めたと言っていい。モイーズ監督にとっても、自信を取り戻すキッカケにしたいはずだ。

さて、そんなモイーズ監督率いるレアル・ソシエダには、この冬新たに選手を獲得するのではないか、という噂が伝えられている。

その候補にはエムレ・ジャンやチャーリー・アダムといったプレミアリーグで活躍する選手が挙げられており、モイーズ監督がユナイテッドで指揮したアドナン・ヤヌザイの名もある。

特にヤヌザイはモイーズ監督によってその才能を見いだされた部分は大きく、移籍の可能性が伝えられている。

モイーズ監督はそんな“愛弟子”についてどのような評価を持っているのだろうか。モイーズ監督によれば、ヤヌザイを見る度、あるレジェンドのことを思い出すという。

デイヴィッド・モイーズ(レアル・ソシエダ監督)
「ヤングスターの中には、過大評価されている選手もいる。
しかし、アドナンは違う。私がチーム加入したすぐ後、彼がトップチームの練習にやって来てそのことを悟ったよ。
私は彼のプレーを少し見て、トップチームの一員としてツアーに連れていくことに決めた。
彼は臆病だったわけではないし、成功することに対してハングリーだった。彼はツアーの中で明るい点だったね。
彼にはある種の自信のような傲慢さがある。それはポジティブなもので、傲慢すぎるわけではない。それとは対照的に、彼は年齢の割に熟練したすごいやつなんだ。
素晴らしいバランスと選手を抜き去る能力を持った、驚くべき才能に恵まれている。
彼がボールを触るのを見ると、ヨハン・クライフのような特徴があるね」

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