1月4日、『BBC Sports』は「ロシア2部のアンジ・マハチカラに所属しているガサン・マゴメドフ選手が、自動車の中で射殺された」と報じた。
ガサン・ラジャボヴィッチ・マゴメドフは1994年生まれの20歳。アンジ・マハチカラの下部組織出身で、地元のダゲスタン共和国出身。まだトップチームでプレーしたことはないものの、今季Bチームではレギュラーとして起用されていた。
彼は土曜日に両親の家を訪れ、その後自家用車で帰宅。その途中で何らかの事件に巻き込まれ、機関銃の掃射を受けたと考えられている。彼の体には複数の銃創が確認されており、病院に運ばれるまでに息を引き取ったとのことだ。
なお、犯人についてはまだ確認されておらず、警察が捜査を進めている最中であるという。
北カフカースにあるダゲスタン共和国は、独立運動が盛んなチェチェン共和国と隣り合っている地域。イスラム過激派の活動拠点の一つとなっており、治安部隊との銃撃戦が発生することも多い場所である。