2018年にロシアで行わる次回ワールドカップで決勝戦が行われることが決まっている、モスクワの「ルジニキ・スタジアム」。
現在、同スタジアムはワールドカップに向けて大規模な改修中。 その費用は『Telegraph』によれば3.4億ポンド(約634億円)にものぼるそうだが、現地ロシアから気になる情報が入ってきた。
『sovsport』によれば、新「ルジニキ」のスタンドにはヒーティングシステムが設置されない見込みだと建設部門の責任者、バクカレフ氏が語ったという。
ドンバス・アリーナには設置されている同システムが導入されるのかとの問いに、 「いや、そうはならないだろう。VIP向けだけに適用されることだろう。VIPセクターの総キャパシティは2,000席ほどになる予定だ」と答えたそう。
また、フィールドを覆う屋根も設置されない予定だという。 その理由は屋根の設置コストが新たにスタジアムを建てるのとほぼ同額ともいえるほど高額になるためだとか。 そして、座席の色はモスクワ市民の投票の結果、赤になる予定だそう。
無論ワールドカップが行われる時期は問題ないだろうが、ロシアの土地柄を考えるとちょっと心配…。そんな新「ルジニキ」の改修が終わるのは2017年5月の予定。